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毎年夏になると暑さのために食欲がなくなり、怠くて何もやる気が出なくなります。。
何もやる気が起こらないので動かない→食べないという悪循環になり、体調を崩す事がよくあります。
これがいわゆる「夏バテ」。
夏バテになってしまったとき、意外な飲み物が効くという事を知ったので記事にします!
その飲み物は「甘酒」!!
甘酒は古くから総合栄養補助食品として知られている飲み物みたいです!
甘酒は飲む点滴
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甘酒には、ブドウ糖が20%以上含まれており、ブドウ糖は飲んですぐにエネルギーに変わります。さらにはビタミンB1、B2、B6と言ったビタミンB群や、必須アミノ酸が豊富。こういった成分が現在の点滴の成分と近いということから、甘酒は「飲む点滴」と言われているみたいです。
美容にも良い
保湿効果があるビタミンB2やB6が豊富で、脂質の代謝を促進。また抗酸化作用から美白作用、さらには抜け毛にも効果的!との事で美容にも効果抜群らしいです。
甘酒は夏の飲み物
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甘酒と言えば寒い冬の日に飲むと体が温まるので冬の飲み物というイメージがありました。
ところが、甘酒は古くには夏の飲み物として売られており、俳句では甘酒は夏の季語となっているくらい夏の飲み物だそうです。正直私は全く知らなったです。江戸時代には甘酒売りが甘酒を売りにくると「あぁ~夏が来たな」と感じるくらい夏の風物詩だったようで甘酒を夏バテ防止の栄養ドリンク剤としてよく飲んでいたのだそうです。
甘酒は二種類ある
甘酒には「米と米麹でつくったもの」と「酒粕からつくるもの」の二種類あるようです!
「米と米麹でつくったもの」
米の中に含まれているでんぷんを麹の力で分解=糖化をしたものでこれはアルコールが含まれません。
日本酒を造るにはここに酵母を加えてアルコールに変えます。日本酒が出来る前の状態のため甘酒と呼ばれているとか。
「酒粕からつくるもの」
酒粕は、お酒を造るときに米と米麹を発酵させ、酵母でアルコール発酵をし、できあがったもろみをしぼって日本酒を取り出すのですが、そこに残ったものです。なので、物によってはアルコールが残っている場合があります。
甘酒のおいしい飲み方
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ショウガを加えて温めて飲むのが一般的なようですが夏なのでロックで飲んだり、氷を砕いてシャーベット状にして飲むのも夏らしい飲み方です。
またミルクを入れて飲むのがお勧めで甘酒に含まれる酵素が、牛乳の乳糖を分解し、吸収がよくなるとの事。甘酒の牛乳割りが昔は流行っていたようです!
最後に
まだまだ暑い日が続きそうなので、栄養価の高い甘酒を飲んで夏バテ知らずな体に仕上げましょう!!
美容にも効果ありという事なので夏だけでなく日常的に飲んでも良い飲み物かも知れないですね♪
酒という名前が付いている事からアルコールが入っているイメージが強いですが「米と米麹」で作った甘酒はアルコールが入ってないので子供に飲ませても大丈夫♪