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総務省がスマートフォンの「技適」を緩和へ!

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photo credit: splorp via photopin cc

総務省が技適認証を受けていない携帯端末を国内で使えるように2015年から規制を緩和すると記事になっています。

“快適通信”で訪日客もてなし 総務省、スマホの技術認証緩和へ (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)

そもそも技適とは

正式名称は「技術基準適合証明」といい、日本国内で使用する「無線設備」が昭和25年に施行された電波法に従い無線通信の混信や妨害しないものであることを証明するものです。

詳細はこちらから!
技術基準適合証明 - Wikipedia

例えばiPhone5sでは
「設定」→「情報」→「法律に基づく情報」→「認証」と進むと以下のような画面になり赤枠の部分が技適マークになります。

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技適問題とは

基本的に技適マークのない携帯端末は日本国内で使用できないです。日本で販売される携帯端末はこの技適マークが必ずあるので日本で買う端末は気にしなくていいですが、SIMフリーと言われる端末や海外で買う端末には注意が必要でこの技適マークがないものもあります。現行制度では、海外製とか国内製と関係なく技適マークのない端末を日本国内で使ってはダメという事です。

総務省のHPにも以下のようなQ&Aページがあります。

「技適マークが付いていなければ違法になるのですか?」に対する回答は
「技適マークが付いていない無線機を使用すると電波法違反になる場合があります。」

とあります。

参照元
総務省 電波利用ホームページ | 技適マーク、無線機の購入・使用に関すること

これがいわゆる「技適問題」と言われているものになります。

もはやこの技適マークは時代遅れか

この「技術基準適合証明」は昭和25年に作られたもの!その当時には考えれられない程、現在はグローバル化が進み旅行者やビジネスで来日する人も増加。ましてやスマートフォンを持参して日本で使うといった事すら考えらない時代に作られたものです。現在には確実に合わなくなってきており、現状の「技術基準適合証明」は時代遅れとしか言いようがないです。

最後に

来年の通常国会にこの改正案を提出すると言われています。

東京オリンピックを2020年に控え海外からの訪日客が今後も増える事が想定されるのでこの改正は本当に賛成です。今でも空港や観光地にはプリペイドSIMが販売されていますがこのように利便性を高めるだけでなく訪日客をターゲットにしたビジネスチャンスにもなりますから、メリットしかないと思います。

来年と言わずに今すぐに改正してほしいですね!笑